インタビュー

シンコーラミ工業株式会社 代表取締役 社長 河原﨑哲哉 【後編】

 
 

◆ 富士宮市の好きなところなどあれば教えてください。
僕は高校も富士宮市から出ていましたし、大学は名古屋に行っていました。 大学卒業してからはアメリカに住んでいたので、結構富士宮を離れていたんです。 それから富士宮戻ってきて今に至るのですが、富士宮の好きなところ…。
『都会じゃない事』ですかね(笑) 人ごみがない(笑)
僕は毎週のように東京に行ってますけど、人ごみじゃないって良いですよね(笑) 東京まで一時間ちょっとで行けるし、山あり川あり、近くに海あり。食べ物も美味しい。 僕は基本的にアウトドアが好きなんですが、外で遊ぶ場所が多く自然にあふれているというのが良いと思います。
――― ちなみにアウトドアはどういうものがお好きですか?
バーベキューも好きですし、あとはバイクに乗ったり海でジェットに乗ったり、車もですが、モーターサイクルスポーツなどが好きです。
特殊な古いバイクを集める“ミーティング”などのイベントを僕一人で個人主催したりもしています。 富士宮で毎年、年一回イベントをやっているのですが、500~600台は集まります。
昔からみんなで何かをするというのが好きで「みんなを集めて何かやろう」「バーベキューやろう」「どっか行こう」など多くの企画をしてきました。
今思えば、その頃から“会社の経営者”になるべく【帝王学】のようなものが始まっていたのかな?(笑) だから『良く働き、良く遊ぶ』これは会社のモットーでもあります。 だって、一生懸命遊ばないと一生懸命仕事できないじゃないですか。一生懸命仕事するから、一生懸命遊べるじゃないですか。 だからこそ、弊社は週休二日制なのです。 やはり、週一日の休みだと休んだ気にならない。二日休んでリフレッシュして、また仕事に向かう。 そのON/OFFは絶対に必要だと思います。 だから僕自身もそれを実践するし…あぁ、実践できてないな最近(笑) 忙しくて(笑) 仕事は仕事で一生懸命やっているのですが、異業種交流会の集まりが大変でして。それで土日潰されるのがす~ごく嫌で(笑) これは、声を大にして文句言ってますけど(笑) 土日にやるなって(笑)

だって僕らは経営者として忙しいから、ある程度家庭を犠牲にしながら仕事をしているんです。 だから土日で「いつもごめんね」っていう意味を込めて家族サービスをしなければならない。 ましてや僕には趣味がある。週末も趣味や異業種交流で潰しちゃっていたら、本当に何もできなくなってしまいます。 だから、異業種交流の活動が週末に行われるという事が気に入らなくて気に入らなくて(笑) 「平日の夜で良いじゃん。週末はほっといて」と(笑) …来年僕は、商工会議所の青年部の会長をやることが決まっているので、そういったところを変えていければなって思っています。 とにかく、週末は自由にしていたいです(笑)
◆ 今後どのような人と共に働いていきたいですか?
『人間性のある人』『人間力のある人』ですね。これは言葉にすると短いですが、意味する範囲は広いですよ(笑)
弊社の営業に特に言うのですが、例えば「1人でコップを100個買ってきて」と営業に言ったとします。 【営業の子と凄く仲の良い親友がコップを90円で売っている。営業の子の事を昔苛めていたような、大っ嫌いな人がコップを85円で売っている。 …誰も見ていない。あなたはどっちから買ってくる?】って質問をするんです。

大体みんな「ちょっと高くても“90円のコップ”を“仲の良い親友”から買ってきます」と言います。中には「それでも俺は・私は会社の為に85円で仕入れてきます」っていう人もいます。 面白い答えでは「嫌いだけど、85円で買うことによってこの人と違う関係性を築けるかもしれないから、嫌いな人から買ってきます」という答えも過去にありました。 でも、ほとんどの人が少し高くても“仲の良い親友”から買ってきたいはずです。 これが人間の心理なんです。営業というのは、外に出たら“会社の代表”として個対個で話をしてくるのですよね? 何が言いたいかというと、シンコーラミがいくら良いコップを作っていたとしても「お前とは商売したくない」って言われちゃったら終わりなんです。 「ちょっと高いね。でもあなたと商売したいから、いいよ。あなたから買うよ」って言ってもらえれば一番強いんです。 だから、そういう意味での『人間性・人間力』というのは、絶対に必要なんです。
それに、会社の中がそういう(人から好かれる、明るい)集団であれば、助け合いの気持ちも出てくるので「アイツが困ってるから助けてやろう」「アイツが休むから、代わりに手伝ってやろう」という雰囲気でいられますよね。 そういう会社にしていきたいので、だからこそ『人間性』です。 いくら仕事ができても、性格が凄く悪かったら、ねぇ(苦笑)

例え最初に全然仕事ができなくても人間力があれば、仕事は後でついてきます。 何十年かけて形成してきた性格・人間性はそんなに簡単には変えられません。 お喋りな人に「お前お喋りだから、明日から無口になれ」と言ったって無理な話ですよね? 人間性を変えるって凄く労力が必要。だからこそ、人間力を最初に求めます。
先日行った面接の時にも、高校生に「彼女いるの?(笑)」「え?付き合ってどれぐらいなんだよ(笑)」「え?じゃあ、写メ見せてよ写メ(笑)」とか聞いてみたり、 『趣味でバンドやってます』と言う女性がいたら「何やってる?」『ドラムをやってます』「ちょっとエアドラムやってみて」とか言ってみたり。 そうやって相手にフランクに接することによって、その人の本質が見えてくるので、そういったところは凄く見る様にしてます。
他に求めるものは他社と一緒だと思いますよ。もちろん仕事をしっかりするとか、勤勉であるとかね。
求めることは色々、沢山ありますけど、その中でこれ!というのは『人間性・人間力』です。
これを就職活動している人たちが見ても、どうしようもできないからね(笑) こればっかりは(笑)

◆ 就活中の方々に何かアドバイスがあれば教えてください。
とにかく“情報”を取ること。 転職をする人たちの理由っていうのは、“情報量不足”だと思います。 「入ってみたら想像と違った」「聞いていた話と違う」それから【“理想”と“現実”のギャップ】 「この会社に入ってバリバリ働こう」と思っていたが、いざ入社してみたら「流れ作業で歯車の一つみたいになっちゃってる…」 流れ作業にも向き不向きはもちろんありますけど、“情報”で“理想”と“現実”のギャップをいかに減らしていくのか、小さくしていくのかが重要だと思います。 ギャップを減らすためには会社訪問するなど、色んな“情報”を見ることです。実際に働いている人から話を聞くとかもいいですね。 そのような“情報”というのは、絶対に必要です。 あと、僕に至っては『面接でどれだけ頭の回転を早く応対できるのか』というところですね。

最近、面白い“情報”を聞きまして。
例えばシンコーラミだったらシンコーラミの“転職希望者”がチェックするサイトがあるそうなんです。 それが『元々その会社で働いていた人の意見が載っているサイト』なんですよ。 いやいや、そもそも辞めた人間が書くことって文句しかないじゃん!ダメじゃん!って思うんですよね(笑) 会社を辞めた人間が書いたんだから、文句しか書かないに決まってますよね(苦笑)
そのサイトを実際に見たという子に「…ちなみにシンコーラミなんて書いてあったの?」と聞いたら『社長が従業員のみんなと(距離が)近い』というプラスの事が書いてあったそうです(笑) 他にもプラスなことが書いてあったと言うので「でもマイナスな事も書いてあるでしょ?何て書いてあった?」って聞いたら、本人もそんなにしっかり覚えていなかったんですが…。
「会社の目標(ビジョン)が、冒険していない」みたいなことが書かれていたそうです。 「お前、俺がどんだけ売り上げ伸ばしてると思ってんだコノヤロー!(笑)」って言ってやりたかったですよ(笑) 僕は毎年「売り上げ目標がここだから、その為にこれをやるよ」って明確に打ち出しているのですが、その彼だが彼女だかはそういう事を書いていたみたいです。 そりゃあ辞めた人間は文句しか書かないよねぇ?…社長がチャライとかね(笑) それは書いてなかったみたいですが(笑) 僕も人事採用をやりながら富士・富士宮の色んな企業に何百社って仲間がいますが、色んな会社がありますよね(苦笑) 僕は“ブラック企業”にだけは絶対なりたくない。だからこそ派遣さんでも同じ働く仲間なんだから、同じように対応する。 就活中の方々にはちゃんと情報を得てもらって「なんでその会社に行っちゃうのかなぁ?」っていうような所に捕まらないようにする!それが大事です。

――― 今は求人しても人が来なくて大変だとお聞きしました
本当に来ないですね。弊社も6月ごろにピタッと止まりました。しかし、平成29年の1年間で25名以上は中途採用できましたし、その内ほとんど辞めずに残っているのでこの地域においては勝ち組だと思っています。
高校生の新卒も3人決められました。3人とも面接の場で「はい、君採用!」って言いました(笑)
「学校内でもう就職決まった人は何人いるの?」と聞くと「まだ1人もいません」と全員が言うので、「じゃあ僕はこの場で君を採用して内定通知書も作って渡すから、このまま学校に戻って、『その場で採用されました!』って先生に出してこい!」って言いました(笑) 僕は「あ、こいつだ!」と思ったらいつもその場ですぐ採用します。 採用したい気持ちがあるのに「後日返答するのでまた来てください」って手間じゃないですか。 決めたら即行動したほうがこちらも相手も気持ちいいですからね。

今年採用した3人の内の1人は珍しいタイプでした。 というのも、高校生の就職活動は希望企業を決定する為の企業訪問でしか、面接前に会うことが無いというのが一般的だと思います。 しかし、その生徒に限っては違いました。 弊社は職安主催の高校生による地元企業見学会を毎年受け入れているのですが、その生徒はこの見学会で初めて弊社を知り、『どうしてもこの会社に就職したい!』と思ってくれたのです。 ここまではよくある話なのですが、その後も商工会議所主催の商工フェアに来て自己アピールし、就職担当の先生を通じアピールし、就職希望決定するための企業訪問にも来てアピールし、通常では考えられないくらい自己アピールをしてきたのです。

そして面接当日を迎え、僕は先ほど言っていたように、緊張を解すようにフランクにいろいろ話をしてから面接を開始しました。 そしたらビックリするくらいグタグタな内容だったのです(笑)
とにかく緊張している様が見てわかるほどの緊張で、返答に時間が掛かってしまったりひどい内容でした(笑) しかし、それでも「採用するよ!」とその場で返答しました。 というより面接前から採用することは決めていて内定通知書も準備していました(笑) その生徒の持病の事やグダグダな面接の事も全てひっくるめて、ここまで自己アピールをして弊社に対して思い入れのある生徒を仲間に受け入れれば、会社のファンが増えるし、絶対に本人の幸せになるし、その家族の幸せにもなります。 でも他のみんなと同じように面接はしなければならないので、形だけ行っただけなのです。

ちなみに、高校生の就職活動って本当に変な形だと思います。先生方が凄く主導権を握っていると思うのです。 生徒本人が「この会社に面接に行きたい」と言っても「駄目だ」って言われたりなど色々あるそうです。 結局そういう状況で就職が決まっても、1ヶ月~3ヶ月で辞めちゃう子が大勢いるのです。 就職したけどすぐにその会社を辞めて、弊社の面接に来る子もいます。 今年も2人いました。高校卒業後、就職したところをすぐに辞めて、弊社に来て「転職して良かった」って言っている子が。 今は弊社で一生懸命仕事をしているから『良かったな』って思っています。 就職活動は本人が行きたいところに行かせればいいんですよ。 そうすれば企業だって“高校生”に魅力を感じてもらえるように自分たちで努力するじゃないですか。 実際、僕たちは選んでもらえるように努力しています。
選んでもらえるような努力を企業側にさせることで経営環境は良くなる。 そういう努力を経営者がしていかないと、会社は変わらない。 一つの指標として、新卒の子たちが集まってくれる会社なのか、集まってくれない会社なのか。 集まってくれないんだったら集まってくれるように、会社の中の整備をしていけばいいだけの話です。 そうすることによってみんな切磋琢磨していく…って思うんですけどね!(笑) 学校側の判断が必ずしも、企業側にとっていい判断(生徒の選出)とは限りません。 だって僕、学生に成績とかそういうの一切求めてないですから。学校の勉強ができるから仕事ができるなんて思っていないです。 東大卒が必ず仕事できるかっていうと違うじゃないですか。そこは面接で人間性を見ないと分からない。 だから僕は不良みたいな子が来たって、魅力的なら採用しますよ(笑)

{ 閑話休題 寿退社の話題から結婚式の挨拶へ }
僕は結婚式の挨拶が好きなんです。 僕が初めて結婚式の挨拶をしたのが、何歳だったかな?30歳…位だったのかな? 僕は人前で話する事とか大丈夫な人なので、いつでもどこでも「喋りなさい」って言われたら喋る事ができるのですが、結婚式って基本は『弊社の従業員とその家族。相手とその家族の一生に一回の事』じゃないですか。 ここで失敗しちゃったら、ずっと残るわけですよね。最近はビデオとか撮ってるので、本当にずっと残るじゃないですか。
“人生で最大の門出”で失敗するわけにはいかない。 そう思ったので、前もって何を話そうかしっかり考えて臨んだんです。 そしたら、生まれて初めてですよ。直前まで「余裕余裕」って言っていたのですが、いざ前に立ったら足が震えてるんです(笑) “やべぇ、足震えてる!”って思いました(笑) やっぱり結婚式って“思いのある場所”だから、さすがにガクガク震えましたね。 まぁ、みんなにはバレなかったですけど(笑)
そんな初めての挨拶から、主賓の挨拶を十数回はやっています。主賓の挨拶って、面白くないじゃないですか(笑) 聞いてる側からしたら「早く終わりにしろよー」って思いながら聞いてるじゃないですか(笑) それに「結婚とは…」とか「夫婦は…」とか、その子の親父さん・お母さん・身内の人が僕よりも全然年上なのに、僕がそんな話をしたって“何様”っていう話ですよね(笑)

だから、そこを変えようと思って、主賓の挨拶でも笑いを取るっていう事に僕は取り組みました(笑) 少しでも笑ってもらえる話をしよう!と心がけていて、今の所は失敗なくやっています。 結婚式場の人にも「いや、こんなに面白い良い話は初めてです」って言われたこともありますし、親御さんには「良い話ありがとうございます」と、まぁ建前で言われる事ですが、でも嬉しいです。 仲間の経営者に言われて、僕がゴーストライターで話す内容を書いたこともありますし、結構こだわりをもってやってますね。

…可愛そうなのは、相手方の上司だと思います(笑) 僕の後はやりにくいと思います(笑)
結婚式の挨拶をやって分かった事ですが、主賓の挨拶って一番最初に会社の説明をするんですよね。「こういう会社です」って。 僕も若い頃は受ける側で「会社の話を聞いたって別になぁ…」と思っていたんです。 でも、僕が挨拶する側になって“何を喋らなければいけないか”と調べたら、相手方や結婚式に参列しているみんなに『新郎・新婦が勤めているのはこういう会社で、だから大丈夫ですよ』というアピールをしなきゃならないと書いてあって「あ、そういう意味があったんだ!」って知りました。 だから僕もとりあえずは会社の話をします。…でも会社の話はたぶん1分くらいしかしないですよ(笑) こういった事も含めて、やっぱり経験してみないと分からない事って結構多いんですよね。
◆ 現在のスタッフに一言お願いします。
なんかくさいセリフですけど『一緒に幸せになりましょう』ですね。

言いたいことは沢山ありますけど、一言って言うとこれですね。
ここで「馬車馬のように働け!」って言ったら今までの話はなんだったんだ!ってことになりますね(笑)
『幸せになる』その為に何をしなきゃいけないのかっていう事で今までの話に繋がると思います。

◆ あなたにとって「社長」とは?
『親父』ですね。 僕は本当に社員のみんなを“家族・兄弟”のように思っているので、会社の中で社長って言ったら“親父”ですね。 …そうなると、弊社の会長は“おじいちゃん”で、うちの専務は“弟”になるのか…(笑) リアルだな!(笑)
社長は親父であって、尊敬されなきゃならない人です。 社長の事が嫌いだったら一生懸命働けないでしょ? 社長が“魅力ある人間”じゃないと誰も着いてこないと思う。 その魅力を『どう伝えるのか』っていう所は様々ですけどね。 【会社を切り盛りしていく・運営していく上で、売上上げていく成長していく】ということもそうだし 【ふざけるところは一緒にふざけられるような近い距離にいる】こともそうです。 「社長」っていうのは、言い始めたらきりがないですよね。

従業員が全員、僕の事を好いてくれて、僕に魅力を感じてくれて、社長の為に!って思ってくれることが一番なんでしょうが、100人以上の人たち全員となるとそれは難しい。 現実的に言うと『僕がいて、管理してくれる人がいて、この管理してくれる人たちをみんなが慕って』“この人の為に働きたい”って思ってくれる。 それで『管理してくれている人たちが僕の為に』と思って一生懸命やってくれるっていうのが、現実的なピラミッドの形なんでしょうね。 でも、やっぱり極論は従業員全員が【社長の為に】と思ってくれればこんなに強いことは無いですし、それ以上に頼もしい会社はないでしょう。 だから、そう思ってもらえるように僕が色々と頑張らないといけないですね。
◆ 今後の夢や目標を教えてください。
…まだ言えないんですよ(笑) 色々考えて、現在取り組んていますが、ここではまだ言えないんです。
でも、社長としてはやっぱり企業を存続させていくことが一番大事なので、その為に会社を成長させていくことです。『10年、20年先の事を考えて、この1年2年の間にシンコーラミがもう一皮むける為に』という事を考えています。 20年後、僕の息子に出来れば事業承継してもらいたいけれど、まだわからない。 「僕の世代だけしっかりやればいいや。後の世代は後の世代に考えさせれば」じゃなくって、“次の世代の為に”10年後20年後に向けて、僕が“今、何をしなきゃいけないのか”って事を考えています。 そして、その考えを実行すれば企業の存続・繁栄はできるし、従業員の幸せ度もどんどん高められると思っています。
あとは、禿げないこと。いや僕、サラブレッドなんで(笑) 禿げないこと(笑) 今のところ大丈夫ですけどね。

――― 隔世遺伝とよく聞きますが…
いやでも、代々全員キテるんですよ!僕が知ってる河原﨑の家系で禿げてないの一人だけなんです。 僕は弊社の会長の事は、後ろ姿ですぐわかるんですけど(笑) 身内の…こんな話おかしいですけど、お葬式行くと後ろから見て「会長どこかな?」って探すとみんな同じ禿げ方してるので見つけられないんですよ(笑) 会長は僕の年齢でもうキテたので、僕は全然まだ良い。でも、『いずれは禿げる』って思ってないと、禿げた時にショックじゃないですか(笑) 僕は中学の頃から言ってますからね(笑) だから、中学からの友達は「未だにてっちゃんが禿げないのは本当七不思議だよね。サラブレッドなのに」って言っているんです(笑) そして他の友達が先に禿げだしています(笑) 夢、目標は、禿げない。でも、遺伝には逆らえないですね(笑)
 
河原﨑 哲哉 (かわらさき てつや)
パールグループ
シンコーラミ工業株式会社
代表取締役社長
◆ インタビュアーから ◆
冗談を挟んだりしながら、明るくお話される中で従業員の皆様への愛に溢れたコメントを多数いただき、素敵なお話も沢山聞かせていただきました! 『楽しむときは楽しむ。真剣にやる時はやる』このON/OFFの大事さが凄く伝わってくるインタビューでした。 長時間のインタビューに笑顔で対応していただきまして、誠にありがとうございました。
写真担当:K.O&M.O / インタビュー担当:M.W