こんばんは(*^_^*)
気づき気づける畳屋になるよう日々勉強の富士宮は、立宿 望月畳店 三代目の望月巧です。
令和元年もあと数日で終わってしまいますね。
今日は、令和元年最後の畳の張り替え作業をさせて頂きました。
今日のお客様は、会合後などで本物の琉球畳という話から、せっかくだから本物の琉球畳でしたいと言って頂き、本物の琉球表で施行させて頂きました。
一般的に琉球畳といっているのは、縁が無い畳の事を最近は言うことが多いですが、畳屋がいう琉球畳というのは、い草ではなく七島藺で作られた畳をいいます。
七島藺で作られた表は、現在大分県国東半島で極わずかの生産者が作っています。その生産者は、6人しかいないという話もあります。また、年間出来上がる七島藺で作られた畳表は2000枚位しかできないという話もあり、幻の畳表といっても過言ではないと思います。
僕も畳屋になって25年になりますが3回目の再会でした。
七島藺で作られた畳表は、とても丈夫です。肌触りや香りもい草とはまた違った素晴らしさがありました。
新年を新しい畳で迎えられて良かったと喜んで頂きました。
こだわりが詰まった琉球表。こだわりを持って琉球表を選んでくれたお客様。こだわりの詰まった琉球畳を納品できました。
畳屋として、とても貴重な時間を過ごさせて頂きました。
琉球表が途絶えないよう頑張っている人がいます。
畳が減っている現在ですが、琉球表もい草でできた畳表も無くならないよう、できることを頑張っていきたいと思います。
野中のS様ありがとうございましたm(_ _)m
立宿 望月畳店は、明日、明後日と新畳を作り納品させて頂き、令和元年のお仕事を終えたいと思います。