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書道のおもしろ昔話 知って得して話題作りに! 一休さん

一休さんのアニメモデル、一休宗純の書から見えるエピソード

アニメ「一休さん」は、実写版でも鈴木福君が演じていたことでも有名です。
そのモデルになったのが、実存の人物「一休宗純」という人で、臨済宗大徳寺の禅僧として偉いお坊さんでした。
また、後小松天皇の子供でもあります。実はこの一休宗純は、とても個性的な人だったそうです。「持戒は驢(ロバ)となり、破壊は人となる」は、一休宗純の言葉です。「頑固に戒律を守るのは何も考えないで使役しているロバと同じで、派手な袈裟を着て外見はやたらと立派だが、中身はホレこの通り、何の役にもたたぬわ。飾っておくしか道はない」と、はっきりものを言ったことでも知られています。
そんな、一休宗純が書いた書に「尊林」という字があります。この書は、かわいがっていた雀の子が死んでしまった時に、あまりの悲しみから死んだ雀の子に道号を与えて葬った時の書です。この時代には珍しく、型にはまらない一休宗純の強さと優しさが書に溢れているようです。その当時の人々からも一見、破天荒さが見られる一休宗純を、嫌う人がいてもおかしくなさそうですが、そんなことは決してなく皆から好かれていたと言われています。

 

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