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あおきだいら音楽教室(虹ます音頭‼️)

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2025.06.01

Fender銀バネ 100wと135wの違い!!

こんにちは、あおきだいら音楽教室です!
6月最初の投稿になりす、
気温の変化にアンプも付いていけません!湿気には気を使いますね^_^


今回の特集は、フェンダー70’S銀パネ!になります、主な三種類の見分け方になります、

ヤフオクでも、最近70'Sのギターアンプが再評価されて、高値で取引されています、

すでに半世紀もたっていますが、未だ人気が衰えませんね##
ではではまず

Twin Reverb 135W の見分け方

Fender ツインリバーブはおそらく日本で一番多く使われているアンプではないかと思います。
その中でも、フェースプレート ( コントロール・パネル) が銀色で文字が緑色のシルバーフェースと呼ばれるツインリバーブが多いように思います。

実はこのシルバーフェースのツインリバーブも大まかに分けて3タイプあります。

A) マスターボリュームの付いていないタイプ

B) マスターボリューム付きで出力100W のタイプ

C) マスターボリューム付きで出力135W のタイプ

最も音が良いのは A) のマスターボリュームの付いていないタイプです!
次が B) のマスターボリューム付きで 100W のタイプ。

マスターボリューム付きの 135W C) は出力の大きさもあり、扱いに工夫が必要となります。
最も重量が重いのも 135W です。

ヤフオクなんかを観ていますと、正直に 135W と標記して販売されていることが多いものの、中にはその辺のことをあえて触れずに販売されているものもあります。
注意してください!!

シルバーフェースのツインリバーブが欲しい。しかし 135W はどうも扱いづらいという方のためにその見分け方をご紹介します。特に見分けづらいのがマスターボリューム付きの 100W と 135Wです。
マスターボリューム付き 135W のツインリバーブ
 
マスターボリューム付き 100W のツインリバーブ
上の写真は 135W と 100Wです。撮ったときの角度が異なり、違うアンプのようには見えますが、正面から見て見分けはつきません。
両方ともマスターボリュームが付いています。一番右端のポットがマスターボリュームです。

では次の写真を観てください。
バックパネルのスピーカー端子付近
上の写真はスピーカー・ケーブルを差し込む端子部分です。最下部に 135 WATTS RMS と記載されています。これが 135W のしるしです。 100W のツインリバーブはこの部分に 100 WATTS RMS と記載されています。

しかし、この部分の写真を掲載していないアンプであったり、この部分を見られない場合、以下の写真を見てください。
 
ツインリバーブ 135W のトランス
上の写真はツインリバーブ 135Wのシャーシーの底部です。右端に載っている黒く大きい塊が電源トランスです。その隣の左右に少し出っ張りのある黒い塊が出力トランスです。
注目してほしいのは電源トランスと出力トランスの間の隙間にはトランスはありません。

135W はパワーアンプがウルトラリニア接続という形式であるため、電源トランスと出力トランスの間の隙間にトランスがないのです。

100W はどうかというと下の写真をご覧ください。
ツインリバーブ 100W のトランス
上の写真はツインリバーブ 100W のシャーシーの底部です。右端に電源トランスが載っています。
その隣に小さめのトランスが載っています。出力トランスと形は似ているものの小ぶりです。このトランスがチョークトランスです。チョークトランスの左にある黒と銀色の塊が出力トランスです。こまた、余談ですが(真空管の間にある小さなトランスがリバーブトランスです、中古で1万円前後です、Noは022921で超有名な品番になります)
つまり、 ツインリバーブの100Wには必ずこのチョークトランスが付いているのです。 

シャーシーの底部を覗いてチョークトランスがなければ 135Wです

 もしもシャーシー内部の回路を覗くことができたときの見分け方は次の2枚の写真です。
ツインリバーブ 135W のシャーシー内部
整流回路部分の拡大写真

上の二枚の写真は135W の回路部分です。整流回路と書いた矢印が指し示す部分にはダイオードが取り付けられています。4本のダイオードが正方形の形に並んでいます。そのダイオードにはノイズ取りのセラミック・キャパシターが1つずつ並列にとりつけられています。さらにダイオードの右隣に直方体のセメント抵抗が付いています。このセメント抵抗が付けられており、整流回路がこの形をしていたら 135Wです。
 
ツインリバーブ 100W のシヤーシー内部
上の写真は 100W の回路。整流回路の部分には3個直列つなぎのダイオードが2列、全部で6本のダイオードが付いています。セメント抵抗は付いていません。この方式の整流回路であれば 100W です。

どうでしょうか少しは見極める材料となったでしょうか。

最後に過去に修理させていただいた、ブラックフェースとマスターボリューム無しのツインリバーブの写真を掲載しておきます。
'64年製 ブラクフェースのツインリバーブ
 
'マスターボリューム無しのシルバーフェース・ツインリバーブ
マスターボリウム無しは市場価格20万円以上します、それ以下の価格には注意!です、
100wタイプは15万円前後になります、
JBLとか人気のスピーカーが搭載していれば、もっと価格は値上がります、純正のフェンダーアンプ100Wは15万円前後です、

私の持っている、ツインリバーブ上段は1975年製で、当時20万円で購入しました、
また回路が同じで一つのスピーカーがピブラソニックリバーフーアンプです1974年製(網を交換してます)、めちゃくちゃ太い音です!

実際のオーバーホールをしたサウンドはこちらの動画になります↓↓
https://youtu.be/ryv1AkhkKBo?si=dZrKjgaJQzK4IaiK




こちらのビブラソニックも当時1980年代に購入して20万円でした、どちらも現在音楽教室で使ってます。

最近二つとも、電解コンデンサーを交換しています
こちらは、アメリカスプレージアトム社製で、定番になります。



こちらの黒色は
ドイツのB&K社製



どちらもレンジが広く、ふくよかで張りのある音がします

今回は、GAMPS (Guitar Amplifier Manufacturing and Professional Services) のブログを、参考にさせていただきました!!

つづく、、、、、


 
 

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