こんばんは(*^_^*)
気づき気づける畳屋になるよう日々勉強の富士宮は、立宿 望月畳店 三代目の望月巧です。
9月に入り、ここ数日一気に涼しくなり、秋を感じる日々になりました。畳の搬入搬出も汗をかく量が断然にへりました。
... 今日は、茶道の先生宅に畳を納品させて頂きました。茶道と畳は、とても繋がりの深いものです。
戦国時代から安土桃山時代に活躍した千利休によって、一般庶民に畳が一気に普及したと言われています。
茶道では、畳表の目の数で手の置く位置や、道具の置く位置が決まっているそうです。
まだまだ知らない事ばかりですが、日本古来の文化である畳、茶道、華道、柔道など残し繋げていけたらと思いました。
今回は、裏返しを基本に畳替えをさせて頂きました。
8畳間は、炉を切ってあるので1枚だけ表替えを、熊本は八代の岩田さんの一番抜きを使わせて頂きました。
四畳半は、裏返しをしてあったので同じ表での表替えになりました。
茶道でお使いになるお部屋ということで、頻繁に使われる畳が決まっているので、その畳を表替えし、他を裏返したのですが、年数が経っていないので、表替えと裏返しした畳の色がそれ程わからなく、先生もとても綺麗になり良かったと喜んで頂きました。
今回は、茶室ということで綿の黒の無地縁で縁幅も22ミリ(約7分)で施行させて頂きました。
とても気を使う仕事でしたが、綺麗に納まり喜んで頂けて良かったです。
三園平のG様ありがとうございましたm(_ _)m