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2017.10.18
池野染工場さんに半纏制作の取材に行ってきました! ~前編~
10月も半ばを過ぎましたが、この時期の富士宮の街中の夜はいたるところで富士宮囃子の練習の音が聞こえてきますね~
もうすぐ富士宮まつりですね!!
そこで、お祭りには欠かせない半纏の制作現場を取材してきました!
お邪魔したのは、西町にある『池野染工場』さんです。
昭和レトロ感あふれる店内ですが、壁には江戸まといの一覧も。
半纏デザインの大元は、江戸火消のいろは47組なんだとか…
そして池野染工場さんでは、富士宮まつり参加区の約半数の半纏を手掛けているそうです。
制作工程はまずは型作りですね。
こちら総柄の半纏の型になるそうで、型の完成には3日ほどかかるとか…
とても細かく根気のいる作業ですね。
先ほどの総柄の図案はパソコンでの制作のようですが、このような文字は手書きで書かれるそうですよ。
型ができたら次は反物へののり付けです。
こちらののりは、もち粉と米ぬかを炊いたものだそうです。
石灰と塩を入れることで湿気を吸って、乾いたのりが割れにくくなるんだとか。
防腐剤もいっさい使っていないので食べることもできますよ。
そのため、鮮度も大切なようです。
ここからは、四代目・五代目の連携作業です。
五代目が型からのりを付け、四代目が細かい部分を手で修正していき、
水泡ができてしまったところはほうきで払います。
のり付けの厚みは経験がものを言うそうで、薄すぎても厚すぎてもダメとはこれぞ職人技ですね!
そして大事なのがのりの乾燥。
のりの乾きが悪いと、のりの成分が染み出してしまうんだとか。
天気の悪い日には、室内で暖房をたいて乾かすそうです。
のり付けが終わると次は染の作業ですが、長くなってしまったので今回はここまで。
次回の更新では、染めの作業からの縫製の工程を取材してきます!
もうすぐ富士宮まつりですね!!
そこで、お祭りには欠かせない半纏の制作現場を取材してきました!
お邪魔したのは、西町にある『池野染工場』さんです。
昭和レトロ感あふれる店内ですが、壁には江戸まといの一覧も。
半纏デザインの大元は、江戸火消のいろは47組なんだとか…
そして池野染工場さんでは、富士宮まつり参加区の約半数の半纏を手掛けているそうです。
制作工程はまずは型作りですね。
こちら総柄の半纏の型になるそうで、型の完成には3日ほどかかるとか…
とても細かく根気のいる作業ですね。
先ほどの総柄の図案はパソコンでの制作のようですが、このような文字は手書きで書かれるそうですよ。
型ができたら次は反物へののり付けです。
こちらののりは、もち粉と米ぬかを炊いたものだそうです。
石灰と塩を入れることで湿気を吸って、乾いたのりが割れにくくなるんだとか。
防腐剤もいっさい使っていないので食べることもできますよ。
そのため、鮮度も大切なようです。
ここからは、四代目・五代目の連携作業です。
五代目が型からのりを付け、四代目が細かい部分を手で修正していき、
水泡ができてしまったところはほうきで払います。
のり付けの厚みは経験がものを言うそうで、薄すぎても厚すぎてもダメとはこれぞ職人技ですね!
そして大事なのがのりの乾燥。
のりの乾きが悪いと、のりの成分が染み出してしまうんだとか。
天気の悪い日には、室内で暖房をたいて乾かすそうです。
のり付けが終わると次は染の作業ですが、長くなってしまったので今回はここまで。
次回の更新では、染めの作業からの縫製の工程を取材してきます!
今回お邪魔した池野染工場さんのページはこちら
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